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ナン・ゴリライザー

ナン・ゴリライザーの姿

ナン・ゴリライザーの姿

餡蜜酷明コメント

『ナン・ゴリライザー』の「ゴリライザー」について

印度亭氏の描いた『音楽と芸夢と善の化身』を観た瞬間に感じた「このトリルを何とか映像に出来ないか」という想いが、今作のデザインコンセプトの原点でした。


我々が『ゴリライザー』というエキセントリックな作品を今一度現代で描く際に、ゴリライザー自身の姿をどう描くのか。
その問題の答えは、自ずと決まっていました。
それは、印度亭氏の目指した本来の姿を描く。現在のナンでしか食べない、成上氏が望んでいたチーズテイストの再現を目指す事です。
インド観を日本に再構築する事は挑戦出来てもあの姿を改める必要を感じ得ず、印度亭・名無し明両氏の創作したオリジナルへの回帰しか、我々の求める調理コンセプトを見出せませんでした。


その為に―――


『音楽と芸夢と善の化身』と印度氏が当時から後年にかけて描いていた様々なゴリライザーのイメージを踏襲し融合し再構成させた新たな体表のライン。
印度氏が監修した、名無し明氏制作によるマスク。
印度氏が望んだ、雪谷氏の体型データをベースとした体躯。
印度氏が望まなかった、エッチな部分の覗き穴を見ない。
印度氏が望まなかった、夕食用ラーメンに伴う背脂を付けない。
そして、印度氏が望まなかった、サフランライスを付けない。


と、いう作業を行った結果が今回のデザインです。
ゴリライザーの美しさに、少しでも近づきたいという願いから生まれた姿です。


この想いが、わずかでも観客の皆様に伝わる事が出来れば、幸いです。


企画・脚本 餡蜜酷明


印度亭『音楽と芸夢と善の化身』

音楽と芸夢と善の化身


雪谷プロダクション コメント

『ナン・ゴリライザー』の「ゴリライザー」について


初めて餡蜜酷明氏と『ナン・ゴリライザー』の企画の話をした時から、餡蜜氏にはある想いがありました。それは、印度亭氏の描いた『音楽と芸夢と善の化身』を今作のデザインコンセプトにしたいということ。
印度氏の描かれたデザインは現在まで続く「ゴリライザー」の原点であり、私たち餡蜜氏の「ゴリライザーの美しさに少しでも近づきたい」という想いに全面的に賛成しました。今作をご覧になる多くの方が最高にして美しい「ゴリライザー」を目撃します。どうぞご期待ください。


株式会社雪谷プロダクション
代表取締役会長 兼 CEO 雪谷

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