音弾超人ゴリライザーA2

Past Episode

第1話

バックトゥザゲーマー

友人の一般博士Gの作ったバナナケースを誤って装着した社会人の緒斗桂馬は、ゴリライザーA2に変身してしまう。

一般博士Gの説得を受け、再びマナーの悪いプレイヤーを成敗することにした桂馬だったが、彼には凶悪化したトリル譜面のために変わりつつある音ゲーの修復作業が待っていた。

果たしてゴリライザーは修復を完了し、元の正常な譜面に戻すことができるのか!?

第1話

第2話

譜面の異常な密度 または私は如何にして心配するのを止めてトリルを愛するようになったか

「ゲームメーカーが最強譜面を完成しつつある」という不気味な噂が、プレイヤーたちの間で流れ始めて1ヶ月以上が過ぎた頃。

愛知県のゲームセンターアルカナに派遣されていたゴリライザーは、店の司令塔である店長から、「D作戦を実施せよ」という命令を受ける。

D作戦とは、尋常ではない究極の譜面攻略作戦であり、これが実施されたら、皆伝プレイヤーたちとの全面競争に突入することになる。

第2話

第3話

Do Eat CheeseNaan!!

のんびりと夢見がちな地井図なあんと、現実的でしっかり者の多摩りんど(らっし)。幼なじみのふたりは4月に、別々の料理学校へ入学した。

なあんとらっしも、本命の学校は同じだったが、なあんは不合格で、滑り止めの学校へ通うことになったのである。

ある朝、なあんは、登校中にお腹を空かしてしまい、途方に暮れていた所を、同じ学校の先輩の良須真礼(まらい)に助けられる。

手際よくチーズナンを料理したまらいは、DEC部の部長だった。なあんは、DEC部存続のため、人数合わせで入部することになる。

第3話

第4話

SPICY FAMILY

西印度の料理局極東課〈 SPICE 〉所属である凄腕スパイシーの〈 八角 〉は、印度料理を脅かす危険人物、

東国の爆音統一党総裁ダイパン・デスジゴクの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。

内容は、“一週間以内に家族を作り、デスジゴクの息子が通う名門校の料理会に潜入せよ”。

〈 八角 〉は、音楽家ボーカロイド・マネージャーに扮し、家族を作ることに。

だが、彼が出会った娘・カンチャーナはゴリライザーが大好きな超絶技巧者、妻・ラシはもろこし屋だった!

3人の味覚が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。

第4話

第5話

Programmed Gorilla

開口一番、「世界を一変させるものを生み出した」と電話口の向こうで興奮気味に話す一般博士Gに対し、どうせいつもの妄想だろうと聞き流す緒斗桂馬。

とにかくすぐに来るようにと、異常なまでに急かす一般博士Gに辟易しつつも、桂馬は友人のよしみでラボに向かった。

ラボの前に到着すると、いつもとは異なる異様な雰囲気が立ち込めていた。やや緊張した面持ちで、桂馬はお決まりの実験室があるラボの地下へと下りていく。

扉の前に立ち、躊躇しつつも中に踏み込んだ桂馬。目の前に広がる光景に慄然としつつも、あまりにも自然に言葉がこぼれ落ちた。

「自分がゴリラの中に入っていくんだなあ、野生を探訪してるんだなあ」

第5話

第6話

ランカー×ランカー

「ナンだ」「ナンだ これは」

「もうこれで」「終わってもいい」

「だから」「ありったけを」

「そっちだ」「やいて来い」

「強制的に善行したんだ……!」

「さい」「しょは」「チーズ」

第6話

第7話

なんなんびより

バッド・ザ・マナーとの連戦連夜の激闘が続き、ついにゴリライザーの体が悲鳴をあげる。

疲れ切った体を癒すべく、都会の喧騒から離れ、田舎の知り合いの家に身を寄せることに。

豊かな自然に囲まれ、大好きなナンを毎日焼いて楽しむ日々を送るゴリライザー。

そして、ふとしたことから出会った少女たちとの何気ない日常が、ゴリライザーの心を暖かく包み込んでいく。

―彼の朝はひとりの少女との挨拶からはじまる。

「なんぱすー」

第7話

第8話

TRILLPHOBIA

トリル譜面が苦手だったゴリライザーであったが、何とか克服しようと鍛錬に励んでいた。

しかし、2代目バッド・ザ・マナーが新たに呼び寄せた刺客「音邪鬼」の卑劣な手により、

常にトリル譜面でバッドハマりを引き起こす「TRILLPHOBIA」に感染してしまう。

あまりの恐怖により、ゲームセンターから足が遠のくゴリライザー。

そんなゴリライザーを助けるべく、一般博士Gは新たな必殺技を開発しようと奮闘する。

第8話

第9話

とりるキャン

トリル譜面克服の必殺技を習得すべく、インドの山地に赴くゴリライザー。

雄大かつ圧倒的な大自然を前に、感嘆と畏怖の感情が心の中をクロスする。

たった一人の孤独な修行が続く中で、少しづつトリルへの恐怖が、雪解けのように溶けていく。

約1年に及ぶキャンプ生活の果てに、遂に新必殺技を会得する。

しかし、ゴリライザーの心は、必殺技完成の喜びよりも某アニメ劇場版のアマプラ配信に奪われるのであった。

第9話

第10話

五鍵盤の花嫁

新必殺技「トリルキャンセル」で見事「音邪鬼」を撃退したゴリライザー。

その活躍が世間で話題となり、音楽ゲームの家庭教師アルバイトの依頼が舞い込む。

アルバイトの内容は、五鍵盤しかプレイできない五つ子姉妹全員に七鍵盤の皆伝を取らせるというものだった。

五つ子は五鍵盤へ並々ならぬ拘りを持っており、ゴリライザーに対してあまり協力的ではない。

しかし、ゴリライザーは時に裏切られても挫けることなく、彼女たちと交流を深めていく。

Believe again...(Web担当は五女派です)

第10話

第11話

加速後ていそく日誌

苦手なトリルを完全に(?)克服したゴリライザーであったが、最近はソフラン譜面にも悩まされていた。

特にBPM変化が激しい昨今の特殊な楽曲には手を焼いており、何とかスコアを伸ばしたいと考える。

そんな折、緩急のアクション変化がテクニックとして重要である釣りに着目する。

早速道具を揃え、近場の釣りスポットである堤防に向かったゴリライザーであったが…。

第11話

第12話

ヤキノススメ

大好物であるチーズナンを日々楽しんでいたゴリライザーであったが、

ただその美味しさを享受するだけでなく、自分自身で焼いてみたいという思いが日に日に強くなっていく。

遂に一大決心し、ネパール人が経営するとあるインド料理店にて住み込みで働くことに。

しかし、その店は既に2代目バッド・ザ・マナーの手に落ちていたのであった。

第12話

第13話

私に運指が舞い降りた!

ナンを完璧に焼く修行に身を投じたゴリライザーは、紆余曲折を経てナン焼きマスターの称号を獲得する。

しかし、修行に熱中するあまり、音ゲーのプレイが疎かになり、著しくスコアが落ちてしまう。

元のレベルに戻そうと奮闘するも、なかなか上手くいかず、いたずらに時間だけが過ぎていく。

そんな折、一般博士Gが作った音楽を聴いた瞬間、ドキドキが止まらなくなってしまったゴリライザー。

脳天を直撃する衝撃と共に、今まで想像だにしなかった運指パターンが閃いて…!?(Web担当は乃愛派です)

第13話

第14話

三:五半神話体系

譜面作成者に問いただす必要がある。作成者はどこか。

私とて皆伝取得以来こんな有様だったわけではない。

皆伝間もない頃の私は純粋無垢の選手であり、楓璃夢の赤子時代もかくやと思われる愛らしさ、

邪念のかけらもないその笑顔は遊戯の施設を光条の輝で満たしたと言われる。それが今はどうであろう。

鏡をつけるたびに怒りに駆られる。なにゆえ運指はそんなことになってしまったのだ。

第14話

第15話

やらかしのうた

音ゲーのスコア向上になんとなく疲れてしまったゴリライザー。

さらには、夜に眠れない日々が続き、深夜の街をあてもなく彷徨う。

夜風が気持ちよく、どこまでも自由で、昼間とちがう世界。

そこに突如、謎の美少女・七鍵ナナナが現れる。

「今日に満足できるまで、やらかしてみろよ。超人」

音弾超人のレールから外れ、ナナナに惹かれていくゴリライザー。

ふたりぼっちの特別な「やらかし」が始まる―。

第15話

第16話

通常選曲が変態選曲で二回選曲のお母さんは好きですが?

心の喪失感が埋まり、また音ゲーに勤しむようになったゴリライザー。

そんな折、ゲームセンターに凄腕の女性が現れたとの噂を耳にする。

明らかに母性あふれるその女性は、プレイヤーの間でお母さんと呼ばれており、

すべての子供達を包み込むようなひだまりの笑顔から想像できないような選曲をするとのことだった。

俄然興味が湧いたゴリライザーは、その女性が出没するゲームセンターへ赴くと…。

第16話

第17話

GORILLA SCREAMS

ウッホウホホウッホウホホウッホウホホウッホウホホウッホウホホウッホウホホウッホウホホウッホウホホ

ウッホウッホウホウホウホホウッホウッホウホウホウホホウッホウッホウホウホウホホウッホウッホウーホウホウホ

ウッホウッホウホウホウホホウッホウッホウホウホウホホウッホウッホウホウホウホホウッホウッホウーホウホウホ

第17話

第18話

攻略!ゴリ娘

ゴリ娘は、森林破壊を続けてきた人類を懲らしめるべく、人類社会を攻略するために人里へとやってきた。

しかし、最初の攻略として目をつけたゲームセンターの音ゲーすらまともにクリアできず、

しまいには筐体を壊した修理代代わりにそこで働かされるはめに。

果たして、ゴリ娘が音ゲー攻略を達成する日は来るのだろうか。

そして、ゴリライザーは主役の座を再び取り戻せるのか!?

第18話

第19話

ゴリラのまほう

気だるげな日曜の午後、緒斗桂馬は昔の記憶に思いを馳せる。

高校の入学式の日、音楽ゲームを作る部活「SRS部(死んだ曲の癖練習不足スーパーランダム部」と出会った。

やりたいことを見つけた思って入部したものの、

絵もプログラムも譜面も音楽も一から自分たちで作るのは本当に大変だった。

先輩や幼なじみと一緒に、完成を目指して純粋にがんばった、あの頃…。

第19話

第20話

planenaan~ちいさなめしのゆめ~

今はただ、自律型の調理機械が支配する無人の廃墟。そこにゴリライザーはたどりついた。

疲れ果て、身を潜めたビルの中にその場所はあった。

プレナンリウム。昔、満点の味を求め、人々が食を楽しんだ空間。

そこで彼を一人の料理人が迎える。

30年の間、訪れる人を待っていたプレーンナン専門調理人。

彼は、インド料理専門のロボットだった──

第20話

第21話

trilる ダークネス

緒斗桂馬の命を狙う殺し屋「ヤキ」は、桂馬やゴリラとの度重なる交流を経て穏やか日々を送っていた。

そんなある日、ゴリラに1人の少女が話しかけてきた。その少女は黒麺魔礼といい、魔礼のマスター・NEMESISとともに、

BRIGHTNESS DARKNESSを発現させる「ダークネス計画」を目論んでいた。

さらには「モロ」が目指す「ハードエム計画」が物語をさらに加速させていく。

ゴリライザー史上最大級のお色気展開が今、はじまる──

第21話

第22話

君のナン

本降りとなる豪雨の接近を間近に控えた愛知。

欲深い大人の社会で鬱屈した毎日を過ごし、インドの生活に憧れを抱く緒斗桂馬。

ある日、夢の中でインドの料理人になった彼は、念願のナン食べ放題生活を満喫する。

一方、インドの男子高校生・サイは、日本の愛知でおっさんになっている夢を見る。

そんな奇妙な夢を繰り返し見るようになった2人は、やがて自分たちが入れ替わっていることに気がつくのだったが...。

第22話

第23話

ぼっち・ざ・こっく!

ゴリライザーとしての活動に精を出す緒斗桂馬であったが、

気づいたときには音ゲー仲間を見つけるどころか友達が一人もいない社会人になっていた……!

孤独なヒーロー(若干それはそれでカッコいいと思う)一歩手前の彼だったが、

ある日“結局インド”でコックをやっている印度亜虹玲に声をかけられたことで、。

そんな日常がほんの少しずつ変わっていく──

第23話

第24話

天竺のサプナヒメ

シヴァとカーリーを両親に持つサプナヒメは家のナンを食いつぶして、ぐうたらな生活を送っていた。

ところがある日、店に迷い込んだ人間たちを倉庫に侵入させてしまった上に、

主神への献上物である小麦の備蓄を全て台無しにしてしまう失態を犯す。

罰としてゴリライザーが運営するチェーン店の調査を命じられ、泣く泣くアルバイトをするのであった。

はたしてサプナの料理はうまい……。

第24話

第25話

令和のゴ・リ・ラリアット

ゴ・リ・ラリアット星から地球にやってきたごりら。

JKになったうさぎ。気高く悪の道を突き進むブラックゲラゲラ団。

ただでさえあつくるしいところに新レギュラーメニューとして、

株式会社ブロンコビリーの“ブロンコおじさんのこだわり炭焼きがんこハンバーグ”、美味しいですよね。

英国王室御用達“マルドンの塩”をつけて食べるハンバーグは格別です。

第25話

第26話

あの日見た穴の譜面を僕達はまだ知らない

少年少女たちは「超兄貴バスターズ」というグループを結成し、ゲーセンで楽しく過ごしていた。

しかしある日、音楽ゲームが得意な1人が、とある楽曲の難易度の高さに挫折し行方をくらます。

その突然の「めんです」は、彼らの生活を一変させた。

あれ程集まっていた超兄貴バスターズだったが、それからというもののどうしても重い空気に包まれるようになり、次第に自然消滅という形を辿る。

そして、それから5年の月日が経過し、超兄貴バスターズの面々はそれぞれ違った道を辿っていた。

かつて彼らのリーダー格であった、はなたんは、何と歌手になっていたのだったが…。

第26話

第27話

READY PLAYER NAAN

自らの姿をアバターに変え、さまざまなインド料理を作ることのできるVRの世界「ガンジス」。

その創設者の死後、隠された3つの鍵を手に入れた勝者に莫大なナンとその仮想世界を譲るという遺言が発表される。

そして全世界を巻き込む争奪戦に、ゴリライザーが挑む。

始まって5年が経過して、最初の鍵を手に入れるための試練である「音楽ゲーム」は見つかっていたものの、誰もクリア出来ていなかったが…。

第27話

第28話

GORILLA

「俺ァ また心配しちまったぜ? またベソかいて泣いてんじゃねェかと思ってよ」

「金獅子、おめぇが目障りだったんだよ… 十段の頃から何をするのもお前が邪魔しやがる。いつも子供扱いだ…どこにでも出てきてボス面しやがる!!」

「おめェもボスになったんだろぉ?このランクの中でよぉ」

「金獅子ィィィ!」

「乱をつけろよコロ助野郎!」

第28話

第29話

ナンのあすから

かつて全ての人間たちが日々の中で普通にナンを食し、生活を営んでいた世界があった。

だが、ある時を境としてサフランライスで生きる人たちも現れ、やがて人の世界はナンとサフランライスに分かれた。

4人の少年少女は、ナンの世界の村落・甘乾酪(かんかんらく)で昔からいつも仲良く暮らしていた。

そんな中、甘乾酪の学校が廃校になったため、彼らはサフランライスの世界に上がり、米多市(こめおおし)の学校へ通うようになるのだが…。

第29話

第30話

トップナン ターメリック

インド空軍のエリート調理士訓練校に、かつて天才シェフと呼ばれたターメリックが教官として帰ってくる。

ターメリックは大切な食材たちを失った過去から、料理の厳しさや美しさだけでなく、盛ることの難しさと洗いの過酷さを叩き込もうとする。

生徒の中には、彼がかつてタッグを組み、訓練中に卵を落としたシェフの息子もいた。

父の背中を追いかけてきた彼は、ターメリックに対し恨みを抱いていた。

第30話

第31話

キルトリル

父の仇を探す緒斗桂馬(おとけいま)は、父の敗北現場に残されていた巨大な「片手カイデン」の謎を追って煩悩字学園(ぼんのうじがくえん)へ潜入した。

だが、学園は人間に人知を超えた音ゲー力を与えるモード「極段位」(きわみだんい)を操る生徒会によって譜面認識力と恐怖で支配されていた。

一つ星から最上級の三つ星までの極段位を生徒たちに与え学園を支配する、生徒会長の青龍院 雪月花(せいりゅういんせつげつか)が

片手カイデンの秘密を知っていると確信した桂馬は彼女に挑むが、二つ星極段位を完走したボンバーガール部部長の前に為す術なく敗れてしまう。

第31話

第32話

未確認で善行形

音ノ森紅蓮華は、離婚して仕事に多忙な母・音ノ森茜の代わりに家事を担当しながら、姉・音ノ森紅牡丹と共に3人でごく平穏に生活していたが、

16歳の誕生日を迎えたある日、許婚と主張する少年・三流白鍵や彼の妹・三流全白に出会い、同じ学校に通いつつ自宅で一緒に生活することになる。

紅蓮華は寝耳に水の話に反発しつつ、皆伝を自称する全白と、いつもは味方のはずの紅牡丹が、

互いのインド料理にケチをつけつつも二人がいずれ結婚することを前提に話を進めていくことに困惑し、

芳醇な風味でモチモチしたナンを推してくるゴリライザーを邪険に扱おうとする。

第32話

第33話

桜Trill

転職先の初出社を明日に控えた緒斗桂馬は、親友の園田競馬オタクと同じ部署になり期待に胸を膨らませていた。

部署にはオタクの他にも琴弾きやもずく好き、空手使いやユリスキーら個性的な同僚がいっぱい。

しかし仲良くなれそうなチームメイトがいることに安堵すると同時に、 すぐ友達ができるオタクを見て桂馬は少し嫉妬してしまう。

空き部屋で一人そんな物思いにふける桂馬の前にオタクが現れ、「俺たちは、他の人とは絶対しないことをしようよ」と提案し…。

第33話

第34話

トリルバスターズ

俺達は小さい頃、クソ譜面を悪者に見立て、それを成敗する正義の味方「トリルバスターズ」を結成し、色々なことをしてきた。

トリルが出来ずに塞ぎこんでいた俺にとって、バッドはまりから抜け出してくれたその存在は大きかった。

時に無茶苦茶で考えられない運指をする彼等に巻き込まれながらも、そのことを楽しく感じていた俺は、「ずっとこの譜面が続いたらいいのに」と考えていた。

そんなある日、先輩である狂介が就職活動から帰って来て、宣言した。

「eスポーツチームを作ろう。……チーム名は、トリルバスターズだ!」

第34話

第35話

調理絶品ナンフォーギア

『ナンフォーギアシステム』

天敵ポイズンの駆逐のため、人類が備えうる、唯一絶対の食材の保有と、その調理である。

ナンフォーギアシステムを身に纏ったものだけが、ポイズンに対して効率的・有効な調理手段を備え、美味しくすることを可能とする。

一方で、現在の政府与党判断によって、完全に秘匿されている状態でもある。

誰に知られることなくポイズンと戦い、アジアの暮らしを守る料理人たちがごく普通のインド人であることを。

第35話

第36話

D.C. ~ダ・カリー~

1年中“カリーな桜”が咲き誇るアンダナン島。

そんな不思議な桜を研究する人間がいるかたわら、一般の方々はいたって激辛な生活を送っていた。

桜がカリーなのが珍しくたって生活は変わらないのだ。

そんな平凡な世界の中心に位置する風味学園に、なにもないところからチーズナンを生み出す力と、他人の味覚を見せられる力……

平凡とは程遠く、非凡にもほど遠い2つの、インド人もびっくりな力を使うネパール人がいた。

第36話

第37話

チーズナン研!

研(そうか!頭の中に、爆ナンが!)

研「チーズトッピングGO!!」

博士「ナンをする?」

研「サモサ博士、あなたは調理されたんです。その頭の中に爆ナンを仕掛けられて、今のあなたは人間ローティーなんだ!」

研「サモサ博士、お許しください!」

第37話

第38話

スペースゴリラ

森をつつむ Midnight Lady

姑息な Soflan 動き出せば

それは まぎれもなく やつさ

ゴリラ Leaving… eimy

ゴリラ Missing true blue

ゴリラ Only for now rainbow after snow

第38話

第39話

アルカナの鏡

かつて悪逆の限りを尽くしていた冥卑弥呼ガングニールが25年の時を経て復活した。

"冥軍"を率いて音楽ゲーム業界、eスポーツ業界へと侵攻を開始するガングニール。

これに対して立ち上がるのは、かつてガングニールとの対戦場所を提供したアルカナと、その使いであるアルカナ親衛隊長ゴリライザー。

トリルできないゴリラが稲沢の奇跡を翼に受け、冥軍を浄化するために愛知から飛び立つ。

第39話

第40話

THE END OF GORILLAIZER (NOT END)

新スク水派と旧スク水派は、それぞれが推進する素肌補完計画の完遂を目指して戦闘を始める。

激動する状況の中、ひとり競泳水着派を続けるゴリライザーを守ろうとする一般博士G。

一方、生気を取り戻した白スク水派は反撃を開始するが、予想もしなかった過酷な状況に身を置くことになる。

そしてバッド・ザ・マナーはビキニを連れ、プールへと降りていく。

第40話

第41話

Trill Beats!

緒斗桂馬は自分の苗字以外の記憶を失った状態で、真夜中の「BE○ANI学園」で目覚める。

緒斗は銃を構える少女・中村ちたと出会い、ここが死後の世界であると教えられ、死んだトリル戦線(略称STS、以降、戦線)に勧誘される。

戦線は転生を拒み、運指と呼ばれる生徒会長と戦いを続けていた。

なりゆきで戦線に加わった斗は、学園生活を送りつつ、戦線のメンバーと共にあらゆる作戦で運指に挑む。

第41話

第42話

偽者語

朱雀、玄武、白虎、青龍、金獅子。鳳来寺高校周辺に現れた怪異に関わった5人の少女の事件が解決し、文化祭を終えた夏休み。

緒斗桂馬は恋人の根性ヶ原かたぎによってゲームセンター跡に監禁される。

戦国腕子(せんごくうでこ)を苦しめていた音ゲー譜面を意図的に流行らせている人間がいるという。

ゴリライザーをAIで描かせたようなスーツに身を包んだ男、その名は開死出弐夢(かいしでにむ)。

かつて、かたぎを騙した詐欺師の一人が再びこの町に現れたらしい。

第42話

第43話

キャプテン辛(からさ)

「サンバールは友達」というインドを愛する少年・大洞辛がナン熱小学校に転校してくる。

サモサは石焼チャイと友達になり、焼売小のキーパー・密林ゴリラと出会う。

レトルト本望に指導を受け実力を増した辛はナン熱小対焼売小の対抗戦で密林と対決する。

果たして、辛は鉄壁と名高い密林の守りをこじ開けることが出来るのかどうかはともかくとして、

日本代表ベスト16おめでとう!

第43話

第44話

TRILLNOTES(トリルノーツ)

事故により25時間無音空間を漂流する羽目になったゴリライザー。

この事故ののち、無音恐怖症となった彼はオッサンゼルスと呼ばれていた都市、オールドボスに戻り、探偵の仕事を行っていた。

その中の依頼人にブルーレイン・鳳凰、彼の元妻がいた。その依頼は「削除曲の捜索」であったが、依頼確認後に彼の目の前で難落ちしてしまう。

この件が気になったゴリライザーは、スペースカーニバルへ向かい、調査を始めることとなった……

第44話

第45話

ときめきメモトリル

「卒業式の日に、校庭のはずれにある嘆きの樹の下で、女の子から告白され成立したカップルは永遠に皆伝になる」と言う伝説がある「私立どよめき学園」。

この学校に入学した緒斗桂馬は、家が隣同士で幼馴染の不死咲栞から告白されることを目指して、音ゲーで自らを磨きながら学園3年間を過ごしていく。

インド感与えちゃったかな。

第45話

第46話

トリルミーベイベー

トリルミーベイベー! どしたのワシャワシャッ?

トリルミーベイベー! ちーずでナーン?

トリルミーベイベー! やるならモモモモッ!

トリルミーベイベー! ナンぬけドーン!!

いつもナンタイム だけどルーなし

おかわりに動じない!? 腹いせでトリルだー!

第46話

第47話

とりるり

とりるららららとりるり とりるららららとりるり

とりるららららとりるり大惨事

てんてこまいの開幕トリル大爆発 そんでスコア伸びないやああどうしよ

チーズナン食べすぎテーマパーク ほいじゃ食せよ野菜でどうじゃろ

第47話

第48話

ARMORED GORILLA

俺は、最初から知ってたよ。

お前の中にいる、恐ろしいトリルを知ってたんだよ、ゴリライザー。

俺はずっと、音ゲーの中で生きてきた。お前みたいな奴が、開幕で死んでいくのを見ながらさ。

だからゴリライザー、お前を救ってやりたかった。でもそれは、俺の思い上がりだった。

好きなようにプレイして、好きなように死ぬ。誰のためでもなく。

それが、俺らのやり方だったな。

第48話

第49話

無能なナン

インド洋孤島の学園に集められた、料理に災いをなす可能性を持つ「調理者」の生徒達。

そんな生徒の中に紛れ込んだ、ただ一人能力を持たない「無調理者」である柊ナン。

常人なりの創意工夫を凝らし、一人、また一人と調理者をナン殺していく。

ゴリライザーは柊ナンの企てを見抜き、彼女を止めようとするが・・・

第49話

第50話

お隣の運指皿にいつの間にか駄目人間にされた件

進化して手首皿を敢えて止めたゴリライザー。

彼がプレイする筐体の隣には、地域で一番のゲーマー・椎茸摩羅が遊んでいる。

特に関わり合いのなかった二人だが、貧困の中資金不足になった彼にゲーム代を貸したことから、不思議な交流が始まった。

自滅しがちなスクラッチをするゴリライザーを見かねて、特訓をし、なにかと世話を焼く摩羅。

隣同士でプレイする二人は、ゆっくり、少しずつ、お互いの皿を磨いていく。

第50話

第51話

三和ボタン

若手音芸人日本一を決めるO1(オーワン)グランプリ。

決勝に進んだのは「三和ボタン」「デコヒーレンス」「あや香」。

持ち前の腕前を存分に発揮する3組のコンビ。

テレビの前で観戦するゴリライザーも、その見事なプレイに舌を巻くしかなかった。

果たして勝利の女神はどのコンビに微笑むのか・・・!?

第51話

第52話

音弾超人にあこがれて

楠あてなは音弾超人が大好きなごく普通の女の子。

ある日、皆伝に合格する力を与えてくれそうなマスコット的なやつに出会って

不思議な魔法をかけられちゃった!

これでわたしも音弾超人に ―と思ったら

え?なにこの格好?

悪のゲーム会社の女幹部ってどういうこと!?

これからわたしどうなっちゃうの~~~!!?

第52話

第53話

愚かな運指は悪魔と踊る

マナー悪すぎ界からの攻勢に抗うために、ゲーマーを鼓舞するカリスマとなりうる人間をスカウトしに他県へ遠征したゴリライザー。

彼は正体を隠し潜入したゲームセンターで、可憐な美少女「爆音カリー」と出会う。

早速カリーを勧誘するゴリライザーだったが、ベリーの正体は悪魔のような曲の譜面をも凌駕する「運指」で…!?

第53話

第54話

早々のフリープレイ

かつて勇者メンメル達と魔王を倒した音芸使いフリープレイ。

50年後、すっかり腕が衰えたメンメルと再会したのも束の間、メンメルはデニム譜面で亡くなってしまうが、

彼の葬儀でフリープレイは自分がメンメルについて何も知らず、黒譜面ができなかったことに気付いて涙する。

その悲しみに困惑したフリープレイは、人間を知るためと譜面収集のために旅に出る。

それから20年後、フリープレイは老い先短いゴリライザーを訪ねるのだったが・・・。

第54話

第55話

カレールーアーカイブ

キヴォンヌに赴任したばかりの音弾超人のもとに、スパイス高等学校のアマメから「食堂廃止危機にあるスパイスを救ってほしい」という旨の依頼が舞い込んでくる。

かつてこの学園はキヴォンヌ一の食堂とカレーの辛さで知られていたものの、物価変動によって生じた価格高騰がスパイスに貧困をもたらしたことで凋落の一途をたどっていた。

大企業に借金を繰り返し廃校寸前になったスパイスを守るため、超人と五人だけのスパイス食堂対策委員会の生徒が立ち上がる。

第55話

第56話

実機爆発パーンダイパーン

インド・サーガル島での合同音芸演習中に地球外から正体不明の扮装勢力が襲来した。

せめて仲間の命だけでも助けようとしていたゴリライザーの下に謎の虹色をした光が敵の攻撃を阻んだ。

そこに現れたのは人語を話す巨大ロボットで、ゴリライザーに便乗を要求する。

ダイパーンと名乗るそのロボットはゴリライザーが便乗することで無敵の力を発揮し敵を排除することができたのだったが・・・。

第56話